くすぐりとの出会い16(高校生時代)松下ビデオとの出会い2
くすぐりビデオという物の存在を認識しながら、そのビデオを入手する手段がわからないという中途半端な感情を持ちつつ受験勉強を重ね年を越しました(アホです)。
しかし、どうしても気になったので本屋に新たにSMの雑誌を買いに行く決意をし、わざわざ家から離れた本屋に行きました(汗)。
ただSM系の雑誌は値段が高かったので当時の小遣いではさすがに何冊も購入する事は出来なかったので、とりあえず雑誌の表紙で判断して一冊買うことにしました。
色々種類があったのですが、殆どが表紙に「SM~」という感じの雑誌が多くて、自分の中で何か違うという感じが否めなかったのですが、一冊だけ表紙にマニア向けと記載されてる雑誌がありました。
私はマニア向けという部分に惹かれ、
「マニア向けという事は縛る行為以外の色んなマニア向けという事やから、くすぐりについても載ってるかもしれない」
と勝手に想像しその雑誌を購入しました。名前は「マニア倶楽部」という雑誌です。
早速、家に帰ると受験勉強もそこそこに雑誌を読みました。読み出すと期待と裏腹に、やはり基本は女性を縛ってSM的な色んな形で責める体験や内容が載っていました。。。
例の如く自分の中で気持ちが冷めていくのを感じながら読み進めていくと、1頁丸まる、何かに怯えた表情の女性がベッドに大の字で拘束されてる写真が出てきました。
SM系の雑誌なので、もっと凄い拘束の仕方の写真は数多く掲載されているので、単に拘束されてる写真は珍しくも何ともないのですが、私の中で何か違う感覚がありました、そのまま左の頁を見ると、
「女スパイ拷問くすぐり笑い地獄の刑1」
という文字が目に入りました。
「えっ」
という感覚のまま読み進めていくと、やはり、くすぐりビデオの紹介記事でした。内容は、今度松下さんが、今までの1本一人の女性じゃなく、1本の中で数人の女性をくすぐっている(これまでのビデオで納めきれなかった部分を集めた)ビデオが出るという内容でした。
私は再び何ともいえない衝動を覚えました。今回は前回初めてくすぐりビデオの存在を知った時と違い、1枚ですが写真が掲載されている事もあり、どんな形で女性がくすぐられているのかが想像出来ました。
また、その写真がベッドに両手足を大の字に拘束されているものだったので、それがより自分の興奮に拍車をかけました。私は基本的に女性を拘束することに興奮をする性質でもないですし、拘束してる写真をみても興奮する性質でもないのですが、最初に不二子のX字拘束状態でのくすぐり拷問でくすぐりに目覚めたせいか、ベッドに大の字拘束状態のシチュエーションだけには何故か興奮を覚えてしまいます。
それゆえ、現在でもくすぐりビデオで一番興奮するシチュエーションはベッドでの大の字拘束くすぐりです・・・(汗)
上記の理由で、私のくすぐりビデオの購入意欲は更に拍車がかかってしまいました。当然直ぐに購入方法が掲載されていないか確認しました。
わかったのは、値段が6000円で通信販売での購入方法とビデオ店での購入方法でした。当時は当然実家での生活でしたので通販での購入は無理でしたので、ビデオ店でと思ったのですが紹介されていた店が、東京高田馬場のタイヨーさんでした(東京、関東方面にお住まいの方ならご存知だと思います、高田馬場以外にも新宿他何店舗か店を持たれています。)
私は京都在住でしたので、さすがに直ぐに東京まで行くことは出来ません。くすぐりビデオの存在を知り、購入方法もわかったにもかかわらず、直ぐに手に入れられないというジレンマにテンションが下がりながらもどうしていいかわからず、とりあえず雑誌の中のビデオ店の広告で関西方面の店が掲載されていないか探しました。
すると、1店大阪という住所が確認できる店が確認出来ました。お店の名前は宮竹書店さんです。宮竹書店さんの広告に何点か店で販売しているビデオの会社名が掲載されていました。
確認していくと、BON企画・・・と数社掲載されていて、その中に
松下
という文字を確認しました。私はこれは松下一夫さんの略だと思い。
「やっと購入出来るところを観つけた!」
と思い。興奮しながら、お店の場所を確認しました。広告には確か梅田店、新開地店(新世界店はその時掲載されていたか記憶が定かではありません)が確認出来ました。
京都からであれば梅田が一番近いのですが、受験真っ最中だったので、さすがにビデオ購入目的だけで梅田に行くのは両親の目を考えても憚られました。
その時、ふと受験で神戸の三宮に行くことを思い出しました。以前何かのテレビで三宮から地下鉄で新開地に行ってる番組を観た事を思いだし、受験の時に新開地店で購入する事を決めました(汗)
その時点から、三宮に受験に行く日まで二週間近くあったのですが、私はもう受験勉強よりもくすぐりビデオの事で頭一杯になっていました。。。