前回のくすぐりビデオについてのまとめの続きで、今回は残り2つの理由を書こうと思います。
2点目は、くすぐりフェチがビデオ製作をしていないのではないかということです。個人的に、くすぐりビデオというのは、くすぐりフェチが製作し監督しないと絶対に良いものは出来ないと思います。それは、くすぐりフェチの気持ちはくすぐりフェチにしか判らないと思うからです。
昨今色んなメーカーからくすぐり関連のビデオが製作されていますが、中身を観るとどう考えてもくすぐりフェチが作ったビデオじゃないなと感じる事がよくあります。
ある意味、名目はくすぐりビデオであったとしても、ただ単に出演者をくすぐってるだけという感じで、まるで、くすぐりフェチは単にくすぐられてるところを観れば興奮するんだろうというような感じで、製作側があまりくすぐりフェチの気持ちを理解せずに、推測で製作しているなという印象を受けるという感覚です。
それは特に男優の女優のくすぐり方や、くすぐる時の雰囲気、設定等によく現れているという感じがします。くすぐりに興奮しない人間にとってはある種、くすぐりというのは遊びというかおちゃらけというような気持ちになると思いますし、正直に言えば、エッチをすることと比較をすれば、あまり興奮しない行為に感じると思います。
それゆえに、観る側がどうすれば興奮するかを考えずに、何か適当にくすぐってる感があります。くすぐりがメインでないビデオではある意味仕方ないと思いますが、くすぐりが名目のビデオでそれだと正直悲しくなります。
昔、松下ビデオが業界で受けたのを観てか、多種のくすぐりビデオが製作された際にもそういう感じを受けました。まるで、ただどんな形でも、くすぐってさえいれば、くすぐり好きの誰もが興奮し購入するだろうというような内容です。
ただ、現実に考えて、くすぐりフェチの層は限られた層だと思いますので、全てのメーカーのビデオ製作に力がある方や監督等に、くすぐりフェチが食い込んでるとも思えないので、解決は難しいという気が個人的にします。
3点目は、製作費用の問題です。現状くすぐリビデオを製作するに当たって湯水のようにお金を使えるということは、このご時勢、くすぐりフェチの層を考えても恐らく有り得ないと個人的に思います。
くすぐりフェチじゃない方が製作、監督するのは別にして、くすぐりフェチの方が製作、監督する場合、恐らく理想の内容というのがあって、それは、くすぐりフェチが観ても絶対に満足出来る内容なのだと思います。
それが、結局製作費用の問題で、細かい事含め色々妥協せざるを得ない状況になり、結局出来上がると、満足出来ないものに仕上がってるのだと思います。そうなると、当然ビデオの売上は伸びないと推測されますし、結局悪循環になるのかなという気がします。
ただ、購入する側は、やはりお金を出して購入する以上、中身に満足出来なければ不満は募ると思います。そうなると、当然ある種批判的批評をしてしまいます。自身もビデオレビューを個人的見解で好き勝手に書いていて、時に中身は満足出来なかった的な事を書いてしまっているので、こういう事を述べるのはおかしいのかもしれませんが、ある程度そういう事情も考えながら鑑賞しなくてはいけないのかなとも感じています、そんな事を考えながら鑑賞する事が正しいこととは言い切れないないですが・・・。
以上3点が、個人的に考える誰もが楽しめるくすぐりビデオを製作するのは難しいのではないかなと考える個人的見解です(突込みどころ満載の見解だと思いますが、ご容赦下さい)。
次回、自身で考える、くすぐりビデオの理想の状況を書こうと思います。