くすぐりビデオを購入する際、ビデオの値段というのは、ビデオの中身に次いで重要な要素だと思います。中には値段の方が重要だと考えておられる方も多数いると思います。
私自身個人的に、一本のくすぐりビデオを購入するのに一番使った金額は、7,8年前に購入した、あるくすぐりビデオの二万数千円です。そのビデオとは何を隠そう、松下監督のくすぐりビデオのそれまでの儲けを全てチャラにしてしまったと言われる(雑誌のインタビュー記事に掲載されていました)、松下監督のアニメの女スパイくすぐり拷問のビデオが販売された時です。
確か、販売当初は三万六千円程で、その後少し値段が下がった時に購入したのを覚えています、購入する時にはかなり悩みました・・・(汗)逆に、一本と違い数本まとめて一回で購入した時の最高は約五万円程だと思います。
購入する側にとっては当然安ければ安いほど購入しやすいですし、逆に販売する方は出来るだけ高く売りたいと考えると思います。これは両方の側から考えると当然の事で、感情の面だけを考えると、どちらが間違ってるということではないと思います。
ただ、現状のくすぐりフェチの購入層を考えた場合、ビデオを販売する方にとっては、やはり利益を上げようと考えた場合、多少なりとも値段を高めに設定して販売するのは止むを得ないかなというのは個人的に思います。
大手のメーカーで、くすぐりビデオ以外にも色んな種類のビデオを販売していて、そっちの方で利益が上がっていて、ある程度余裕があるところであれば、仮にくすぐりビデオの売上が伸びなくても、他のビデオの売上がカバーしてくれるということで、値段もある程度安めに設定出来ると思います。
しかし、そういう余裕の無いメーカーや、くすぐりビデオだけしか販売していない場合だと、くすぐりビデオ自体の売上から当然利益を上げないといけません。まず最低限第一段階として、制作費は回収しないといけません。
また、当然会社としてスタッフを雇っているならば、当然給料も払わないといけないですし、事務所を借りているのならば、その家賃、また光熱費等の経費も賄わなくてはいけません。
加え、ビデオ自体を何ヶ月かに一本というペースで販売するのであれば、その間の数ヶ月間の経費も、ビデオの売上から賄わなくてはいけませんし、当然、次回製作するビデオの為の費用も作らなければいけません。
そう考えると、どう考えても値段的にはある程度高く設定をしなければやっていけないというのは個人的には理解できます。
ただ、現実問題として、私自身は、現在幸か不幸か?独身で自分で稼いだお金は基本的に自分の判断で使えるので、ある程度くすぐりビデオの値段が高くても購入は出来ますが、学生さんでバイトはせずに小遣いだけでやりくりしてたり(バイトしてても余裕の無い場合もはありますが)、結婚してて毎月の小遣いが決まっていて、その小遣い自体が小額しかない、また、独身でも毎月の生活費を賄うので精一杯の余裕しかない等、使えるお金に制約がある場合だと、値段が高かった場合、買いたくても買えないという問題は生じてくると思います。
この辺りは実に複雑だと思います。私は個人的に、この値段が高くなるのに理解を示しつつも、上記のような事情で購入出来ない層を、販売する側が取込めないのが、販売する方にとっても、購入する方にとっても不幸なことであると思います。
このくすぐりビデオの値段というのは。ある意味くすぐりビデオの需要と供給のバランスを決定づける一番の要素にもなっているのではないかという気がします・・・。