基本的にくすぐりビデオの購買層というのは、くすぐりフェチの層から考えてもまだまだ限られていると思います。
また、その中でも趣向が様々で、ハードなくすぐりが好き、ソフトなねちっこく感じさせるくすぐりが好き、じゃれあうようなくすぐりが好き、足の裏のくすぐりが好き、脇の下や脇腹のくすぐりが好き、着衣越し、靴下越しのくすぐりが好き、素肌直接が好き、etc,挙げれば切りが無い程種類があると思います。
ただでさえくすぐりフェチの層は限りがあるのに、その中でも趣向がバラバラに別れている感じがして、全ての趣向を満たすビデオを一本で作成するというのは結構困難な事ではないかと個人的に思っています。
例えば、一本60分のくすぐりビデオを製作すると仮定して、その中に全ての趣向を満たしたくすぐりを納めたとしても、人によっては全てのくすぐりが観れて満足だったという意見もあれば、自分の好きなくすぐりだけを60分観たかったという意見も出ると思います。私はどちらかというと後者的な感覚が強く、自分の好きなくすぐり以外の部分が含まれてると、何か不完全燃焼みたいな気持ちになります(汗)。
とはいえ、販売する方は当然売れなければ意味が無いので、一つの趣向に絞ると購買層がより限定されるリスクがあるので、くすぐりビデオを製作する時は販売対象を拡げる為にも、出来るだけ色んなくすぐりを入れてどの趣向のくすぐりが好きな人にも購入して貰えるように製作してしまうだろうなという気がします。
ある意味それは仕方が無いとも思いますが、逆に購買層を拡げ過ぎるが故に、中途半端な内容のビデオを製作してしまう事になってるんじゃないかとも思います。
また、よく名目自体はくすぐりビデオになっていても、くすぐりと関係のないエッチのシーンが挿入されてる等、挙げれば切りがないですが、全然くすぐりフェチにとってはどうでもいいような内容を付加して作られたビデオが結構あります。
結局それも、くすぐりフェチだけを対象に製作すると、購買層が限定されて売れないリスクがあるということからそういう内容になるのだと思いますが、個人的にはくすぐり好きからも、普通のAV好きからも結局中途半端で、一体どういうビデオを作りたかったのか判らないということになってしまう気がします。
私自身、元々がくすぐりビデオじゃないビデオであれば、くすぐり以外のシーンがいくらあっても我慢できますが、くすぐりビデオという名目で作られたビデオにくすぐり以外の内容が多く含まれてると、
「そんなんいらんねん!」
と思わず心の中でツッコミをビデオに入れてしまっています・・・。
現在では楽しめるようになりましたが、昔は松下ビデオの電マのシーンも正直全部くすぐりだけでいいのにといつも思っていました(松下監督申し訳ございません)。
この辺りの問題は複雑で、ビデオの製作の段階で、とにかく数をさばく事が優先なのか、購入者の気持ちを満足させる事が優先なのかどっちに比重を置くかということでも変化するような気がします。。。
次回も環境についての続きを書こうと思います。