ゴールデンタイムにくすぐりが・・・
私が大学時代くすぐり関連の出来事で驚いた出来事の一つが、日曜のゴールデンタイムに松下監督がテレビに出演しているの観た時です。番組は当時日曜の夜8時だったと思いますが、山田邦子さんが司会されてた(この頃はまだ山田邦子さんもゴールデンの司会をしていたのですね・・・)「学校では教えてくれないこと」という、フジ系の番組でした。
その日、何気に新聞のテレビ欄を見ると、
「くすぐり」
という言葉が目に入りました。
「えっ」
という感じで、しっかり再度確認すると、「学校では教えてくれないこと」という番組欄の中にくすぐりという言葉が掲載されていました。当時私はその番組をあまり観ていなかったので、どんな内容なのか全く想像もつかず、また、番組欄にはくすぐりの四文字しか掲載されてないので、とりあえずビデオ録画しておくかという軽いノリでいました。
とはいっても、夜になると今か今かとくすぐりのコーナーが来るのを待ちながら、番組が始まると結構ドキドキしていました(爆)。いくつかのコーナーが終わってやっとその瞬間が来ました。
「くすぐりで幸せになる?」か「くすぐりでトリップする?」
のような出だしでそのコーナーが始まったと思うのですが、最初にゲストとして先生の紹介がありました。その先生が何と松下監督だったのです!
私は、画面に颯爽と登場してきた松下監督を見た瞬間に思わず
「日曜のゴールデンタイムに、マジで。。。」
と思わず、嬉しい気持ちの反面びっくりしてしまいました。
内容的には、まず大坪アナと友に、街頭に繰り出し『くすぐらせてください』という看板と掛け声とともに、協力してくれる一般男女を探し、その方が現れたらくすぐるという感じでした。
街頭でしかも椅子に一般の人(男女関係無く)を拘束してくすぐっていたので、結構びっくりしました。
その中で、松下監督が「つんつん、もみ、時間差、他」何種類ものくすぐり技を、実際に一般の人をくすぐりながら紹介していました。
当然テレビの中継なので、人がたくさん集まってくるのですが、皆奇異な眼差しでくすぐり技の実践を観ているので、大坪アナが、
「皆さん怪しいことはしてませーん」
というような事を言っていたのを覚えています。スタジオに戻ると今度は出演者を松下監督がくすぐりました。ナイナイの岡村さんと神田うのさんがその対象になりました。普通のくすぐりビデオよりくすぐる時間は当然短時間ですが、テレビでタレントをくすぐるにしては結構長めでそれも拘束してくすぐっていたのでそれにも驚きました。
うのさんがくすぐられながら、
「先生先生!」
「よだれが出てきた!」
と笑いながらも叫んでたり(観ながらドキドキしました)、くすぐられてるうのさんの足が反り繰り返ってるのを見て出演者が一斉に
「ほんまや!そりくりかえってる!」
と言っていたのが印象に残っています(街頭のくすぐりでくすぐられると足が反り繰り返るというのを紹介していたのを踏まえての皆の発言です)。
最後はお笑いタレント(男性)が、10分間連続で休み無くくすぐられるとトリップするのかという実験で、頭にくすぐられてる時の脳波がわかるように機械と表情を見る為の小型カメラをつけられて拘束され、松下監督にくすぐられました。
私は内心
「何で男性のお笑いタレントで実験するねん・・・」
と思っていました(アホです)。実際女性タレントで実験したらえらいことになるなと実験が始まってから思いました・・・。
そのタレントは時間を追う毎に表情がイッたような表情に変わり、最後は監督が体に触れなくても笑い始めるというような状態になってしまいました。
同席していた医者の先生が実験直後の脳波を見て
「トリップしてますね」
と述べていたので、私は
「長時間くすぐられるとトリップするんやなー」
と一人感心していました。また実験された男性タレントもイッたような状態で
「たまにはこういうのもいいかも」
と言っていました。
ただ私が一番印象に残ったのは、その時ゲストだった西田ひかるさんが、実験映像をみながら、興味津々な表情をしながら
「これはくすぐったいよー」
と言っていた言葉でした。。。